働き方
忘れられる自己否定の重要性 自己肯定感という言葉が踊るようになって久しいと思います。 自信を持ちなさい 自分が自分であることを貫きなさい。 ゆとり教育や褒めることが正義とする教育のトレンドも一貫してこの点を強化する傾向にあります。 ありのままで…
集団に蔓延するまぁいいかの病理 上司はメールなんて返さないもんだと思っている人がいる。 部下がそれを意識して備えることはよくあるが、上司側でそれでいいと思っている人がいるから困ったもんだ。 中にはメールをすべて読んでいると思うな! と堂々と宣…
そこのお前は高校野球球児でした。 が、大して強くもない高校の控えでした。 日の当たらない3年間 練習はそこそこ激しいものでしたし、真面目にやる部活でした。 その中でついぞ一度も日の目を見ることがなく、控えでした。 心理的には地獄の3年間 野球がう…
活発なキャリアを歩む若い世代に読んでほしい話 特に収入向上を求めて転職を視野に入れる方に考えてほしい話 収入向上が転職のすべてではありませんが、収入の高さを最優先に決める人もいると思います。 今日の話は収入が全てじゃない人向けではありません。…
緊張がもたらす人生の充実感 そこのお前は一時期、仕事におけるプレッシャーが完全に抜けた時期があります。 非常に短い期間ではありましたが仕事において一息つくという状態です。 それまでは若手としてキャリアを積む過程でどんどん挑戦をしなければならな…
社員の価値や実力はお金や給料では測れない 企業運営において、人はコストである。 今日では当然の考えであって、人件費は管理会計における主要費目だ。 が、コストであるものの、必要不可欠であり、人の質が企業の質を変える。 だからこそ、人の価値はお金…
成長意欲を掻き立てる動機づけの話 そこのお前は外資系企業所属です。 つまり、何でも定量化して数字目標を作り、結果で人を評価します。 sokono-omae.hatenablog.com 個人評価もそうですし、チームとしての評価や会社としての評価もすべてそうです。 結果を…
社会人として思う、考えておけばよかった「就活の軸」 就活は試験勉強のように美しい物ではありません。 勉強すれば点数が上がる、点数が上がれば合格する。 といったような種類の試験ではありません。 人が人を選ぶ世界、100社100様の基準 ともすれば学生側…
興味深い話があります。 自分が昔ついていた上司の話ですが、従来の日本型価値観ではあまり考えにくい事例だったので書いてみようと思います。 非常に信頼のおける、部下として安心できるヨーロッパの上司の話。 上司になる・昇進する これを達成するには部…
そこのお前の新人時代、どうしてもメールがきちんと打てなかった。 自分の思った通りの言葉と文章が出てこない。 直接話をする場ではすらすらといえる説明もメールに変わった瞬間なぜかちゃんとした説明ができなくなる。 どうしても言いたかったことと違う意…
上司と折り合いがつかないそこのあなた。 抱えたもやもやをキレイごとで丸め込まれているあなた。 そこのお前も同じ苦しみを過去に何度も味わいました。 そういう場合には大抵前提として部下として仕事に行き詰まったり、うまくいかない現実がありますよね?…
成果を上げたければ仕事に尽くせばよい。 良い評価が欲しければ上司に尽くせばよい。 これは労働者の残酷な現実であり、感覚だと思います。 上司の要求と成果の2点が正確に合致するならば、理想的です。 成果主義マネジメントの観点からも部下の成果への情熱…
そこのお前はハマり症です。 大雑把なので凝り性ではありませんが、やり込み症というかハマり症というかいつも体力的・時間的限界まで突き進もうとしてしまいます。 どうしてもやりだすと止まらない人間です。 遅刻したり、締め切りを守れないほど重度ではあ…
単純な疲労と回復プロセスとは別に「蓄積疲労」が存在する。 厳密には違うが、わかりやすく例えると充電式バッテリーだ。 バッテリーの使い方によっては同じ充電回数でも蓄電性能の低下に差が生まれる。 スマホのバッテリーなどは電池寿命を延ばすHow toが浸…
メモしなくたって重要なことは覚えてる! って開き直る人がいる。 まぁ本人にとってはそうなのかもしれないし、世界はそういう風に見えているのかもしれない。 それはね。 直ちに目に見える形で困っていないだけで、長期的には非常にたくさんの逸失利益を生…
年間残業1300時間ー>年間残業0時間 友達0人 見知らぬ土地 180度違う人生がそこに!! はい。。。 前回は仕事に全振りしたことで得られたものを書きました。 ※記事参照 今回はそこのお前のヨーロッパ赴任に際して体験した真逆の生活の話をします。 残業のな…
新社会人は会社でいわれる嫌味を気にしている人がいるかもしれません。 嫌われたらどうしよう・・・・とかいじめられたらどうしよう・・・・とか。 人見知りでビビりなそこのお前もたくさんの不安感を心に積み込んで入社しました。 そんな嫌味ですが、何かい…
継続は力なり 石の上にも3年 果報は寝て待て 蛍雪の功 串うち三年、焼き8年 。。。。 世の中には我慢し、苦境に耐えることを良しとする格言が多く存在します。 そこのお前も子供のころは我慢することの美徳を散々植え付けられてきました。 我慢強さなんて言…
そこのお前が外資系企業にいる5つの理由を書き連ねてみたので今日は書いておきます。 ここに書いてあることはそこのお前が勤務する上での実感ベースで、「外資系企業」というよりは「そこのお前がが務める会社」にいる理由です。 今、会社にいる上である程度…
さて、前回の記事では若手の時間を3年程度仕事に全振りした話を2回に分けて書きました。 もちろん金銭的メリットを享受することもできたのですが、それ以外についてももろもろ上げていきます。 同時に、別の記事で「全く残業のない世界で得られたもの(仕事…
よくあることだが、仕事ができるようになる事や熟練は得るものだけでなく、様々なものも失う。 業務や環境に最適化する上で必要のない能力や技術についてはそぎ落とすことも多い。 また、その場に応じて人間としての振る舞いも変わっていくものなので人間と…
最近の議論で気になることがある。 長時間労働を“絶対悪”とする論理 絶対悪=すなわち、他にどんな理由があろうとも悪であるという認識だ。 労働外部の識者(Or研究者)やコメンテーターは簡単に下記の正論をぶちかましてくる時がある。 労働者を長時間働か…
日本人は繊細な国民だと思う。 成熟しているともいえるし、神経質すぎるともいえる。 これは決して悪いことではない。 細かい部分にもこだわり、周囲に気を遣うことができるからこそだ。 なんでそんな話をするかというと非常に何気ないことで感じたことがあ…
残業することが悪だという思い込みについて 今、日本に溢れる残業に関する言質の中で気になる言質がある。 残業はカッコ悪くて、無能の象徴と扱わなければならない。 加えて 欧米では残業は悪であり、評価が下がる対象とされている。 という話が盛んに主張さ…
中間管理職という種族はどんどん苦しい状況に追いやられている。 という話 これを中間管理職目線でつらつら。 昔のような体育会系、絶対服従主義はどんどん居場所をなくし、 働き方改革で部下は改善されど、自分たちは半分蚊帳の外。 ストレスを発散しように…
そこのお前は高校球児でした。 弱小高校の。。。 甲子園に出たこともなければ、野球部を強くするために高校が特に手厚い保護をすることもありませんでした。 集まってくる生徒も野球にすべてを賭けるような子は非常に稀です。 どちらかと頭がいい目の学校だ…
集団に所属する以上、どうしても避けられない人間関係 特に上司&部下関係は全世界に共通するテーマと言えます。 大企業だろうが中小企業だろうが日系企業だろうが外資系企業だろうがおおよそほとんどの組織の間で上司と部下という関係は存在します。 中には…
萎えない向上心を持つ人の5つの基準 そこのお前の知人には恐ろしくポジティブな知人がいた。 ポジティブというよりはどんなに逆境に落とし込まれても萎えない強い向上心の持ち主と表現すべきだろうか。 どんなに苦しい場面になっても諦めない。 勝てなくても…
外資系企業に勤めて感じた日本と欧州の「働く」という認識の違いの話をします。 始めに断っておきますが、このスタイル、どっちが悪いとか欧州は進んでいて素晴らしい!なんて主張ではありません。 あくまで淡々と違いを述べるとともに、不自然なところは不…
今までは部下が完璧性を求められ、上司がありのままでいい文化だったようです。 タイトルと比べて、どっちがいいかの答えは不明であるが、まぁ片っぽだけが楽をできて、片っぽだけが頑張らされるという状況はどう見ても不公平感が漂います。 正直、Give and …