そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

凡人が行く外資系企業勤務やキャリアの与太話や裏話。緩いのと辛いのまぜまぜ。人見知りやビビりだって人生案外イケるじゃんって思ってもらうための与太話。毎週月曜・水曜・土曜日更新予定

最強!いるところにはいるエリートの話

どもです。

今日はカジュアルな話を。

そこのお前が海外勤務で遭遇したずば抜けたエリートの話をします。

 

人生もう一周しても敵わないなと思った欧米の本流のエリートについて

正直、あー・・・これが才能と生まれ持った境遇の差だなって思い知らされるようなスーパーエリートでした。

 

そこのお前は欧米本拠の企業ですが、2018年から2019年にかけて日本支社を飛び出し、欧州での勤務をしています。

この欧州で出会ったスーパーエリートについてのエピソード。

 

彼はそこのお前と同い年でした。

その時点ではそこのお前は20代後半なわけですが、彼も同い年。

そこのお前が日本で20何年、欧州で1年未満という「はじめてのかいがい」をけなげに経験しているというのに、彼は、英国育ち、学生時代に中国に1年留学、会社に新卒幹部候補として入社後、オランダでの職務、再度、短期の中国赴任を経験し、現在の欧州の国にたどり着くというグローバルキャリアでした。

 

その時点で、

  1. 英語は当然ネイティブ
  2. 中国語もかなりの実力(普通に日常会話できてた。)
  3. 学歴までは聞かなかったですが、入社経緯を聞く限りは英国の中では普通にトップ層
  4. 社内での認知度も高く、世界中のトップ連中に顔が売れるような仕事を歴任
  5. 現在の職務は日本でも高い知名度を誇る世界的大手コンサルティング会社と組んで、欧州の生産戦略を練る業務

といった内容でした。

 

4番目以降は大きすぎてもはや頭にまともに入ってこないレベルでしたが、そういった事実よりも目を瞠ることがありました。

 

彼は今までに人生で遭遇した人間の誰よりも自分自身への自信に満ち溢れ、世界が自分を中心に回っていると言わんが如くのポジティブさと冷静な戦略眼に裏打ちされた未来志向がありました。

 

最強・無双・天才という言葉が似合う男でした。

あー、こういった人たちが欧米の本拠で圧倒的な速さで昇進の階段を駆け上がり、やがて世界中に散るのだろうなと。

能力があり、挑戦する気概があるスーパーエースには積極的にポジションをオファーし、のし上がる準備と用意をさせていくのだと。

強く感じさせられました。

 

日本ではそこそこの評価をもらえていたそこのお前ですが、彼を見て、一生敵わないと思わされました。

ちゃんと一緒に仕事をしていないのに勝手に感じているだけですが、そんなオーラがありました。

 

ほとんどの日本人には再現不可能に思われる生まれながらにして自信に満ち溢れた漲るあのエリート感は人種の壁を越えて圧倒されました。

 

まぁ、だからと言って今から焦っても追いつけるようなものでもないので、素直にあきらめの領域ですが、その他にも様々パワーを持った人が欧州本社にはいました。

 

数字を覚えて処理速度が尋常じゃないぐらい早く、同時に絶対忘れない人。

相手を言い負かすことが圧倒的にうまく、かなり不利な立場、厳しい立場でも最後には有利な結論を勝ち取ってくる人

それぞれ、自分の長所を最大限利かせることで成果につなげるという戦い方をしていました。

 

そういう戦いの中で会社の中にはそれ煮え湯を飲まされる人もいますし、熾烈な戦いは当然あります。

それはおいておいて、本当に戦い方は様々で、それを生かせる環境を選ぶか環境を作りかえることで活躍するという人が多かったです。

ただ、それが時には業務上の些細な違いだったり、全体から見れば大きな違いはなく、自分自身を守るための社内政治の一部だったりします。

 

ですが、そんな社内の小さい争いなんかどこ吹く風とばかりに颯爽と階段を上がっていける予感がする彼を見て心底かっこいいなぁと思いました。

年功序列システムとは違って若くしてスターの階段を駆け上がるのを見るとやっぱり無駄な争いなく、活躍することがこんなにも楽しそうに見えるのかと思います。

 

もちろん、あくまで社内でのスターですが、ここまで規模の大きい会社にいると、たとえ一つの会社内であっても別次元に輝いて見えます。

 

まぁ特にこれといったメッセージはないんですけど、こういったエリートがいることはそこのお前や他の日本人の従来の欧米の人物観をさらに打ち破るような衝撃がありました。

やっぱり、国単位で見ても仕方がないし、個人単位で注目すればいろんな人がいるということです。

 

次回はそんな人たちを目にした中で感じた欧米流の労働観について書いてみたいと思います。

 

まったねー