そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

凡人が行く外資系企業勤務やキャリアの与太話や裏話。緩いのと辛いのまぜまぜ。人見知りやビビりだって人生案外イケるじゃんって思ってもらうための与太話。毎週月曜・水曜・土曜日更新予定

【海外生活】24時間コンビニのある生活はありがたいか?【日本生活】

コンビニは偉大なり

 

日本では今後なくなる可能性もある24時間営業

コンビニや牛丼屋、マクドナルドなど飲食店を中心に24時間営業は比較的一般的な光景です。

 

ヨーロッパにはそんなものは無い

 

 

そこのお前、今はヨーロッパでそんな便利なものが存在しない生活をしています。

それどころか、

自動販売

パッとご飯が食べられるファストフード

24時間営業

これらも非常に少ない中で生活しています。

 

日本の時にはやっぱり意識することはありませんでしたが、本当に本当に便利だったなぁと思うわけです。

 

そこのお前も東京にいる時は非常に援けられていました。

 

ちょっとのどが渇いたとかちょっとおなかが空いたなぁなんて思えばすぐに何とかできる環境が整っています。

 

特に東京はそうですが、食事も洗濯も入浴もアウトソースできる環境が揃っている訳です。

 

終電を逃したら、牛丼屋でめちゃくちゃゆっくり牛丼を食べながら始発まで時間をつぶしたりするわけです。

 

本当に家という存在が寝るとか休むとかぐらいしか必要性を為しません。

 

そこのお前も都内の日当たり最悪・かび臭い物件に住んでいた時期がありますが、日中は職場で過ごし、食事は外食で洗濯も入浴も近くにクリーニング屋・コインランドリー・銭湯すべてが徒歩圏内に揃っていました。

 

まぁ、「好きな時にすぐに」という意味では家にある方が便利なので、洗濯機とシャワーだけは活用していましたが。。。

 

それ以外は本当にコンビニや外食にお世話になっていました。

 

 

日本国内であれば、ほとんどどこに行ってもコンビニがあると予測が立つことからフラっと何も準備せずに旅行に行ったり、身軽な荷物で行程を進めることができます。

 

泥酔気味でもすぐに水を買い、何かを食べ、ケアすることができます。

 

うっかり忘れものをしてもコンビニのもので対処できる可能性があります。

 

具合が悪くなっても、何かを忘れてもカバーできる対策という意味では最高に便利です。

 

公共料金だってすぐに払えますし、各種の手続きだってできます。

(※今はだいぶモバイルインフラもできてきていますが。。)

 

ATMだってありますし、全国どこに行ってもほとんど均一な質を持ちます。

 

ふと思いついた時にどんな時でもすぐに深夜飯や必需品の購入ができます。

Amazonなんていらねーだろってぐらい近くに何でも揃うわけです。

 

ですが、不思議と無いなら無いで慣れるもので、コンビニがない生活でも特にストレスやフラストレーションを感じたことはありません。

あって便利に越したことはありませんが、なくても生きていけることは間違いないようです。

 

せいぜい、一人飯の調達先が減ったなぁ。。。ぐらいのもの。

 

それも、自炊をするようになり、今では完全に脱コンビニできたんじゃないかと思います。

 

それでも東京の生活インフラシステムは偉大だと思います。

 

1、深夜帯までやっているお店が恐ろしく多い

2、飲食・コンビニ・自販機の出店過密度が尋常ではない

3、一人で利用することを想定したお店がスタンダード

 

この3点が本当に素晴らしいです。

 

それに、それ以外のスーパーマーケットだったりその他のお店も遅くまでやっているお店はヨーロッパに比べて圧倒的に多いです。

 

飲み会が終わってラーメンを食べたり、作るのが面倒だからと牛丼で済ませたり帰り道にパッと買って帰ることができた日本に比べるとヨーロッパではなかなかそういう環境が多くありません。

 

日本と同じぐらいの時間に仕事が終わった後でもやっているスーパーマーケットや買い物ができる施設もある程度限られています。

 

国によっては法律で営業時間が制限される場合もありますし、基本的に治安と文化の観点からほとんどが低収益・高コストになってしまいます。

 

これでは経営が成り立たないため、24時間はおろか早いものでは18時ごろ、遅くても日付が変わる前に閉まるのが普通です。

 

外食も基本的にはレストランなど複数人で行くことが普通な文化のため、一人で食べることを前提にしたお店は少ないです。

 

1人ではなかなか入りづらいお店も多いわけです。

全部ひとり焼肉レベルです。

 

 

逆にヨーロッパでは一人の場合は宅配が流行っています。

1人分の食事はお店に行かずにお店から持ってきてもらうわけです。

 

結構面白い文化です。

日本でもUber eatsが徐々に知名度を上げてきていますね。

 

唯一ヨーロッパの例外はナイトクラブは遅くまでやっていたりしますが、セキュリティも割としっかりしています。

 

そんな日本では当たり前の便利な環境のない生活をしていたわけですが、

 

どこまでありがたかったか?

 

 

とふと思ったわけです。

 

正直、コンビニの夜と言えば、

 

1、バイトする時は夜勤割増賃金が少し美味しい

2、夜通しのドライブやハードな旅行の時の救世主

3、トラックドライバーの休憩スポット

4、周辺の防犯機能

5、不良のたまり場

 

いろんなことが思い浮かびます。

とはいえ、コンビニよる営業がなくては人生が成り立たないかというとそれほどのものであるケースはレアかもしれません。

 

あると思っているから依存する

無くても何とかなるモノの、あれば頼りにしちゃうものです。

利用する人の生活をラクにしていることは間違いありません。

 

いちいち自分の家の冷蔵庫に食材があるかないかなど考えなくていいですし、困ったら替えるからいちいち細かい家事を気にしなくて済むという点では非常に助かります。

 

とはいえ、コンビニや便利な飲食店があるからこそ油断したこともあると言えばあります。

 

・常にやってるから仕事を長時間やっても、泥酔しても大丈夫だと時間やリズムを気にしなくなる。

・近くにあり、安いから依存し、自炊をしなくなる。

・本当は無駄な消費だとわかっていてもついちょいちょい買ってしまう。

 

などなど様々な事があります。

 

ヨーロッパ生活から東京に戻ったら元に戻る気がします。

 

 

結局、コンビニやメシ屋に任せてまた長時間労働をする世界が来るでしょう。

 

場合によってはコンビニやいつも遅くまでやっているお店がなくなっては生活が難しくなるケースもあります。

そういう意味ではインフラと呼ぶにふさわしいほどの代替不可性を持っている遅い時間帯は確実に存在します。

 

これが働き方改革によってどう変わるかは要注目

 

 

逆にこれらのシステムがガッツリと働き方改革に合わせて営業時間を絞り込んだ場合、消費者側が短く労働を切り上げざるを得ない側に回る可能性があります。

 

現実的には、牛丼業界の過剰な値下げ競争の構造と同じで、競合がある以上は誰がやりだすか?という点に課題は残りますし、彼らは24時間営業でももうけが出るようなビジネスモデルを確立しているので営業時間縮小のインセンティブは働きづらいかもしれません。

 

ありうる妥協点はどこなのか?

 

 

実際、夜1時~朝4時に関してはそこのお前も数えるほどしかこれらのインフラを利用したことはありませんが、少なからずコンビニが空いていることを前提にしている夜の路上作業の労働者などもいますから影響は出ると言えるでしょう。

 

でもその3時間を閉めたところで、閉店回転作業で結局同じだけの時間がかかるんじゃないかとも思います。

すると結局意味がないんじゃないかとか、それ以上を短くすると売り上げ機会損失とランニングコストのバランスが取れなくなるとかビジネスの現場の観点から両立の難しい課題が出てくるかもしれません。

 

が、思い切って0時~6時の間は閉めるぐらいのことはしてもいいかと思いますし、画一的に定めずとも、最寄り駅の終電から10分後までとか各店舗ごとに柔軟に定めてもいいんじゃないかとは思うわけです。

 
それぐらい生活大きな威力を持つインフラであることは間違いありません。

 

どのように変わっていくかは楽しみですが、せっかく依存状態を脱出したので、再びどっぷりハマり込むことがないようにしたいと思います!

 

ほいでは