【ライフハック】―睡眠編―2555時間を使い倒す【生活ZBB】
ライフハック前提編・睡眠で年間500時間(時給2000円で100万円)得する計算の話
前回の記事では
平均的な睡眠時間7時間とした時に年6205時間が可処分時間と概算しました。
ショートスリーパーで4時間でよいとすると年7300時間なので、さらに1100時間程度得できるわけです。
ですが、今日はショートスリーパーはさておき、この睡眠についてもう少し詳しく見ていきます。
何と言っても、時は金なり
時間がほしい人にとっては本当に重要です。
時間節約術という言葉は本当に浸透していますし、調べるといろいろなやり方があると思います。
この点、ブロガーの方は1日何PV?だったり収益いくら?で評価基準を持っていたりしますが、サラリーマンでいえばだいたい時間単価いくら?という考え方を持っていいともいえます。
こう考えることで、自分の欲しい時間を直接増やすこともできますし、業務に当てれば実働時間を増やせます。
それ以外にも個人として生きるにあたって、会社や仕事などお金を作る手段に支配されないためにもより多くの自分の時間を極力自分の使いたいように使いたいですよね?
そこ中で最も削ることが難しい「睡眠」ですが、睡眠の質は人生を劇的に変えてくれるようです。
例えば、
睡眠の質が良く、日中に頭や体が最高の状態で動くことを100%としましょう。
睡眠がなく徹夜状態が続くと脳の働きが低下するといわれます。
脳の働き方が低下すると思考スピードや深さも落ちますし、単純な処理能力すらも落ちます。
これによりスピードが30%低下したと仮定すると、毎日70%となります。
1人×70%×5日=3.5
1×100%×5日=5
となり、それぞれ1日当たりで同じ時間働いた場合は1.5日分の差が出ます。
これに追いつくにはもう2日分の時間が必要です。
それほどの差が出ているわけです。
(※厳密には心理状態や行動する対象によっても変わりますし、食事内容・カフェイン摂取やアドレナリン等の有無で違いは出ますのでそう簡単ではありませんが、平均してベストといえる状態を100%とします。)
気が付かないうちにこれぐらいの効率ロスが生まれているとすると単純に時間を失う以上に大きな影響が出ていると言えます。
なので、パフォーマンスが落ちない限りでは睡眠時間の多寡を気にしなくてもいいわけですが、影響が出ているかはきちんと自己観察しておく必要があります。
とはいえ、そこのお前、これまで睡眠を甘く見ていました。
睡眠なんて短くて済むなら短くて済むほど最強だろ!なんて思っていた時期もありました。
まぁ特に20代前半は徹夜ハイや深夜テンションを何度も経験しながら限界を追求していました。
リゲインの24時間働けますか?ではないですが、長時間起きて何とか作業している方がいいと思っていました。
ですが、確かにスピードも落ちましたし、毎回決まってそういた時の行動を頭がさえてる時に振り替えると、なんだこのどうしようもないシロモノは。。。
ってなっていました・・・・
それ以外にも、深夜でなくても睡眠時間が短いと勝手にハイになって、後で揺り戻しが来ます。
そんな睡眠によるパフォーマンスの重要性を自覚し、今日は備忘録も兼ねて、睡眠時間はどのように使われているかを見てみます。
実はこれ、非常にあいまいで、ざっくり何に何時間と決められるようなものではありません。
例えば、睡眠時間一つとっても
-
完全に寝ている就寝時間(Core)
-
ベッドについてから入眠するまで(In)
-
目覚めてからベッドを出るまで(Out)
この3つに分けられまよね。。。
便宜上、Core / In / Outと呼びます。
Coreはあまりコントロールできません。
むしろCoreを長くまたは適切な時間を確実に取れることは非常に好ましいと言えます。
実際、睡眠のパフォーマンスと時間を図るには1と3を時間数から除外しないといけないわけです。
すると、対処できるのはInとOutですが、むしろあまり関心が向いていませんでした。
正直、そこのお前は睡眠の質が良くありません。
Inについて、まず寝るのにも平気で30分~1時間程度かかります。
Coreもどうも途中で目が覚めますし、ほぼ毎日、必ずしも快適とは言えない謎夢を見ます。
大体、朝4時30分~5時30分の間ぐらいに一度目が覚めて、また寝ます。
それで7時から8時の間に起きるのですが、どうも頭がしゃっきりしません。
故にOutでも目が覚めて起きる時間になってからも二度寝を繰り返したり、これ以上はヤバいってなるまで起きれなかったり。
こんなことを繰り返しているうちに、本来あるべきはずのCore時間の割合が短いんじゃないかと悩んでいます。
Inの時間に30分~1時間、Outの時間に約15分~45分
これで「睡眠時間」と総称する時間のうち、45分~1時間45分程度のロスが生まれています。
Coreの睡眠時間は感覚的には7時間±30分が最高なので、そう考えると一日8~9時間必要な計算になります。
23時にベッドに入って、翌8時にベッドから出るという計算です。
このロスタイムをだいたい1.5時間と仮定すると年間で必要とする睡眠総時間は冒頭の2555時間ではなく、3102時間程度と約550時間も追加で必要になります。
これは困りました。
1日1.5時間というと平均的な往復通勤時間に相当します。
せっかく通勤がないところにいるのに通勤と同じ分損してんじゃねーか!?!?
って話です。。。。
やれやれですね。。。
これで通勤もしていたらと思うと恐ろしいです。
仮にマシンのようにOn/Offが自在に切り替えられて、ベッドに入った瞬間寝れて、目覚めた瞬間起きる。
そんな夢のようなことができれば、1日平均1.5時間を自分が主体的に動くことができる時間にできます。
すると年間550時間が生み出されるわけです。
もう一回往復通勤できちゃうじゃん!なんて。。。。
すると平均的通勤時間(往復2時間×週5日)とIn / Outの時間消費(一日1.5時間×7)の2つを削れば約1100時間です。
これで、7時間睡眠者と4時間睡眠者の差で生まれる時間を追いつくことができます。
そう考えると、近くに住んで毎日すぐに起きてすぐ寝れる人で4時間睡眠で問題ない人は年間3000時間相当を平均的な人より時間を多く保持できることになります。
これ、恐ろしい差じゃないですか?
人は1日24時間平等に与えられているといわれますが、その平等の中でここまで差がつくわけです。
全然平等じゃねぇ。。。
それを考えながら、そこのお前、日本にいる時は総合睡眠時間を7時間30分程度で推移させていました。
つまりどういうことか。
本当に寝ている時間は6時間から6時間45分程度だったという事です。
これはちょっとまずい気がする。
巷で言われている睡眠負債という考え方からはこの程度であれば休日に多少多めに寝ることで解消できる範囲であることが言われています。
なので、安定して過ごせている範囲においては確かに暮らせないわけではありませんでした。
が、例えば飲み会に参加して遅くなったりとか、休日に朝早い予定があったりすると全部崩れます。
昼寝をしてしまっては深夜に寝れなくなり、飲みすぎては翌夕まで寝たりと結構乱れやすいです。
確かにそこのお前、結構崩れていて、頭がさえない日もありました。
実はこれ、職場環境や交友関係にも左右されやすいので、簡単に実現しにくい側面もあります。
また、若かったり活動的であればあるほどこれが乱れやすい傾向にあるとも言えます。
これが、もしある程度年を取って安定してくる場合は自重しやすいですが、若いうちは失敗体験も少なく、アドレナリンがドバドバ出たりしながら無理しやすいわけです。
そんなこんなでちょっとずつ睡眠が不足するのは非常に問題なわけですが、手を付けられる点は
どうやってIn / Outの時間を短くするか
です。
このIn/outを全部の時間とは言わずとも、計1時間短くできるだけでも約365時間は捻出できます。
ですが、そこのお前はここを短くできる方策が人生数十年たってもさっぱりわからなかったのです。
逆に周りには驚くほど睡眠の質が高い人がいます。
ほぼ夢を見ず、ベッドに入った瞬間からすぐ入眠でき、目覚めた瞬間からベッドを出て頭が覚醒するまでの時間が短い人が。
それをいつもうらやましく思いながらもどかしい自分の睡眠と闘っています。
超絶ヘビーワークをしていた時期は勝手に体が睡眠を欲していたので、1の時間は短かったですが、3の時間を延ばさないことに苦労しました。
結局、一日疲れ果てるまで活動すればしっかり寝れますが、すぐに寝れるまで疲れ果てさせて寝るとそもそも朝起きるのにとても苦労します。
一時期それで睡眠時間を削って体や頭を疲れさせて、夜に寝やすくするという事を試してみましたが、本当に疲れ切って終わらせました。
それに朝に起きれないのが怖すぎて、結構なストレスでした。
そこのお前の解決策は
Inを減らすために
超基礎
極力昼寝をしない・決まった時間に寝る
これをしましたがいまいち効果を感じることができなかったので、
・寝る1時間前に脳を疲れさせる
日中にいかに同じ時間で自分を疲れさせるかを考え、ただテレビ・スマホを見る時間をやめ、何らかのアウトプットを出すようにしました。
文章を書くでも、ちょっとだけ仕事をするでも、ブログを書くでも、作りたい料理を考えるでもとにかく頭の回転を止めないで頭が睡眠を欲するようにしました。
割と改善されつつはありますが他にも試していきたいです・・・
Outを減らすために
超基礎
日光を浴びる
スヌーズ機能を使わない
無理でした。。。。
日光差す部屋とか東京だと高すぎだし、丸見えすぎwww
なので
・さっさと体温を上げて体が動くようにする。
目が覚めた瞬間、何も考えずにシャワーを浴びる。
体を温めると頭が覚醒し、眠気はごまかすことができます。
また体温が上がると動きも活性化するので個人的には非常に効果がありました。
これで徐々に短縮傾向にあるのですが、あとは起きている時間帯にやりたいことをどれだけ詰め込めるかが気持ちの入り具合を左右します。
解決策は皆さん人それぞれですが、起きている時間にやりたいことが多いのに睡眠で苦しんでいる人はぜひご検討ください。
というか、だれか教えてくれーーーー!!!!
というわけで、そこのお前が超絶苦手な部分を先に説明しました。
次は本編書いていきます。