そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

凡人が行く外資系企業勤務やキャリアの与太話や裏話。緩いのと辛いのまぜまぜ。人見知りやビビりだって人生案外イケるじゃんって思ってもらうための与太話。毎週月曜・水曜・土曜日更新予定

会社の近くに住んだらいいことしかなかった話

どうも。そこのお前です。

 

今日は会社の近くに住むことのメリットを力説します。

正直、東京勤務であれば、できるだけ会社の近くに住むことこそ最強です。

 

そこのお前はある程度お金をため、社会人3年目の時点で実家から出る決断をし、晴れて一人暮らしを開始しました。

 

これが本当にいいことしかなかった。

何がいいって、ざっくりまとめると

 

  1. 自分の時間が増える
  2. 睡眠時間が増える
  3. 休日の充実度が上がる
  4. 出会いが増える
  5. 仕事の成果が上がる
  6. 収入が増える
  7. 自分に自信がつく
  8. 生活力が身につく

 

こんなところでしょうか。

もっと挙げればきりがないですが、これぐらいにしておきます笑

そして、この順番でいい影響が加速していきます。

 

「会社近くに住む」モデルがそこのお前の人生を100倍ぐらい改善したといっても過言ではありません。

 

このモデルを始める前には本当にいろいろなことを言われました。

 

会社の近くなんて絶対住むべきじゃない!

とか

近くに住むと仕事との切り替えができなくなる!

とか

実家って楽でいいぞ~!

とか。

 

そんな意見は大概クソです。

まず、そういう意見を言う人が本当に皆さんの人生を考えて言っているかを見直してから聞くかどうか決めてください。

 

そういうそこのお前の話もあくまで体験ベースですが、このモデル、確実に活路はあります。

 

仕事場の近くに住むというモデル

 

 

これ、元々は大手事務所の弁護士やコンサル、経営者や企業役員など激務で十分お金がある人なら高確率で採用するモデルです。

十分なお金があって、少しでも良質な人が仕事を積み重ねることが収入に直結する人にとっては非常に合理的な手段です。

 

じゃあ、上記に当てはまらないサラリーマンでも、下記4つの内、2つ以上当てはまる場合はこのモデルをお勧めします。

  1. 成果主義を導入する企業やインセンティブのある職など、自分の努力によって収入を比較的変えやすい人
  2. 収入を上げたい、または年功序列でも昇進を狙う人
  3. 混雑する電車沿線に住んでいる人で往復で2時間以上かけている人
  4. 独身

 

というのを以下のそこのお前の状況から説明します。

1,自分の時間が増える

一人暮らしを始めた時点で、片道1時間強の通勤の場合、体力の消費を2時間×5日=10時間/週、500時間/年をより自由な自分の時間にすることができます。

電車内でもできることはありますが、せいぜい読書やスマホ、落ち着かない環境下での思考のみです。

これをより制限のない自分の時間に帰ることができます。

500時間も2年、3年と続けると1500時間と無限に膨らんでいきます。

この500時間をスマホゲーや特に目的のないサイト巡りからもっと自由に使えると思うだけで魅力じゃありませんか?

 

そもそも通勤電車、1時間とかだからまだいいですが、業務と同じように9時から17時まで乗ることを想像してみてください。

仕事よりもハードでイヤじゃあありませんか???

つまり、人生における時間の消費の内、もっとも意味がなく、ツラい時間であるということを強調したいのです。

 

 

2、睡眠時間が増える

1の年間約500時間、睡眠に充てると非常に効率的です。

他にも使い道はありますが、そこのお前にとっては一日もう2時間寝られる、7時間30分以上寝られることがとても魅力的でした。

これによって、毎日頭をクリアに保つことができるようになりましたし、ストレスも効率的に解消していくことができるようになりました。

 

3,休日の充実度が上がる。

 

都内の会社のあるような場所は得てして人も多いですし、各所へのアクセスもいいものです。

たっぷりとれる睡眠時間で充実した体力で都内で遊ぶことができます。

友人と遊ぶにしても、何か一人で出かけるにしても時間も短く、やれることが多くなります。

 

近くにバーがあったら通ってみたりとか、ジム・運動ができる施設に行ってみたりなど、さまざまなことができます。

買い物も近場にいろいろな選択肢を手に入れることができます。

そこのお前は出不精なので、あんまり外には出ませんでしたが、その分友人を家に呼んだりしながらマイペースな時間を過ごしていました。

電車に乗るよりも思考がはかどりましたし、交友関係のメンテナンスにも非常に強い効果がありました。

 

4,出会いが増える

 

交友関係のメンテナンスもありますが、もう一つ魅力的なものとして、そもそも新しい出会いを取り込みやすくなります。

人見知りでビビりで自分から積極的に行くのが苦手なそこのお前にとって、住んでるところが近いだけで呼ばれやすくなったことはとても大きなことでした。

これによって、仕事の上でもプライベートの上でも本当に刺激的な経験がありました。

もちろん嫌な関係は断ち切ればいいですし、いい関係もたくさんあります。

少なくとも機会が生まれたということに大きな意味がありました。

 

5、仕事の成果が上がる。

そこのお前にとってはここが最大のメリットでした。

 

A,100%の出力を出せる時間を延ばせる。

起きてから歩いて通勤するわけですが、朝の散歩のように歩き、活性化した頭のまま仕事を始めることができるわけです。

これによって、スピードも上がりましたし、最も思考力が高まる時間を仕事に充てることができました。

正直、満員電車通勤時代は会社に到着した時点ですでに肉体的にも負荷がかかり、頭脳もややピークを過ぎた状態になっており、仕事を始める時点での100%の出力を出せない状態が続いていました。

 

B,仕事のピーク時の追い込みの効き方が爆発的に向上する

夜遅くなったとしても帰りの時間や体力を気にする必要もなく、自分がやる気がある時間まで好きに動くことができるようになりました。

また、まとまって時間が必要な短期集中型の仕事にも臆することなく自分の100%、120%を出すつもりで動くことができました。

 

C,仕事以外のストレス・負荷・時間の削減

通勤にかかる負荷・ストレス、休日にやることがないストレス、実家にいて誰かと同居することで使う時間

こういったストレス源から解放され、本当に自分が集中すべきことに対して集中して自分自身のエネルギーを使うことができることで、より研ぎ澄まされた生活を送ることができました。

もともと一人が気にならないタチだったので、ワークライフバランスというよりはワークライフインテグレーションを目指すにあたって本当に効果を上げることができました。

 

 

6,収入が上がる

そこのお前はまず、1で増えた年間500時間で残業時間の拡大を狙っていました。

年間500時間をそのまま残業に充てるとすると、その人の給料次第ですが、結構な差が出ますよね??(詳しくは皆さんの状況に当てはめてください。)

もちろん、ただ残業することが目的でありません。

いい質の労働時間を組み合わせ、いい仕事をもらえる確率を少しでも上げ、それに対して惜しみなく時間を使ってもらいたいという期待を会社からもらう。

その上で、成果に対して真摯に時間を使って取り組む。

もちろん管理職でないうちは時間単価としてダイレクトに帰ってきます。

そして、そこで積み重ねた成果がそのまま昇給・昇格を早めてくれるわけです。

 

結局増えた残業代と早まった昇給によって家賃分なんてカバーして余りある金銭的メリットも得ることができました。

このご時世であれば副業のために使ってもいいかもしれません。

 

 

7,自分に自信がつく

 

これも非常に重要な要素です。

社会人の若手のころのなかなか自分自身に自信を持てない時期から進化を図り、仕事でもプライベートでも充実しているという実感や自分なりの成功体験を持つにあたって、

・実家を出る、または家賃のある程度高いところに住む

・仕事で成果を出す

・プライベートも成熟していく

 

これらを手にすることは社会でも立派に生きているという自覚を得るとともに、他人からの見られ方もおのずと変わっていきます。

どうも自信があるように見えたほうが人生が上手くいくようで、その自信を身に着けるという意味では役に立ちました。

(※多くの自己啓発本や成功者へのインタビューで、自信を持つことはいいことだといわれていますよね。。。)

 

8,生活力が身につく

自炊・洗濯・家事等全部自分でやることになるので、基本的には生きる力が身につきます。

まぁこれはおまけみたいなものです。

家事全般、やればできることの組み合わせなので、慣れてしまえば特に大きな負担を感じることもありませんし、リズムはできてきます。

お手伝いさんや家事代行を入れない限りついて回りますし、将来的にずっとやらなくていいという可能性は非常に低いので、いい実践の場になりました。

 

 

最後に、このモデルを取ることによるデメリットは

  1. 支出が増える
  2. つい遊びすぎてしまう

ですかね。

 

飲み代等交遊費で月に10万以上使うことはザラでしたし、すぐ帰れるからついつい朝方まで遊んで翌日に影響出ちゃったり、歯止めが利かないのは自分で律する必要がありますね。

収入も増えましたが、支出も増えました。

最終的には貯金のペースも上がったので、損をしたという意味ではありませんが、ついついお金を使ってしまう環境や誘惑が増えるのは事実です。

 

会社の飲み会でも、金曜日の友人との飲み会でもつい遅くまで時間を使ってしまいます。。。

 

もう一方の、結局個人家計の中でベースとなる家賃支出ですが、この物件探しとお勧めの方法はまた別の記事で書きます。

 

このモデル、全部のメリット総取りとまではいかなくても、家賃が安いエリアに住んで節制するよりも大きなリターンを見込むことができます。

一方で最初に否定的な意見を述べた人たちが懸念するようなことは何も根拠のない“評論家”目線の意見でした。

もちろん家賃が高いことはあっていますし、実家は家事負担はなくて楽ですが、それだけです。

自分自身の人生を切り開く上でどちらがメリットがあるかは明白です。

 

もちろん住む場所によっても変わりますが、会社近く暮らし。

本当におすすめです。

 

20代・若手のころは特にお試しあれ。

 

 

それでは。