そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

凡人が行く外資系企業勤務やキャリアの与太話や裏話。緩いのと辛いのまぜまぜ。人見知りやビビりだって人生案外イケるじゃんって思ってもらうための与太話。毎週月曜・水曜・土曜日更新予定

【仕事術】自分をコントロールできない人が仕事と私生活を律する試み【働き方】

そこのお前はハマり症です。

大雑把なので凝り性ではありませんが、やり込み症というかハマり症というかいつも体力的・時間的限界まで突き進もうとしてしまいます。

 

どうしてもやりだすと止まらない人間です。

 

遅刻したり、締め切りを守れないほど重度ではありませんが、柔軟な対応力がないです。

特に何かを習慣として毎日継続できるタイプではありません。

同様に何かを同時並行でちょっとずつ毎日進めるという事が安定的にできません。

 

やるなら一気にロケットスタートで先行逃げ切りです。

もちろん上には上がいますが、どうも頃合いを見て、そこそこで切り上げるという事ができません。

 

なので、あまり複数のことを両立しながら物事を進めることが不得意です。

いつも他の方の話が頭にちらついてきてしまい、どうも集中できません。

 

ゲームをやり始めれば仕事があろうが学校があろうが1時や2時までやり込んでしまうことがあります。

 

漫画を読み始めれば先が気になるので1巻から最新巻まで一気読みしてしまいます。

 

飲み会に入ったら、自分で切り上げることができません。誰かに切り上げてもらわない限り飲み続けてしまいます。

 

ブログを書き始めたと思ったら、読んでくれる人が多いわけでも何でもないのに2か月で100記事ぐらい書き溜めてしまいます。

 

仕事も限界までやった方がすっきりします。

 

加減を知らない、一度走り出したら行けるところまで行くスタイル

ゴルゴ13でもこち亀でも読み始めたら止まらない気がします。何巻あんだよ?って自分でも思いますが、それでも始まったら止まりません。

 

どうしても自分の意志ですんなり止めることができないのです。

 

そして、自分なりの区切りがつかないまま次に行ってしまうと前の事が頭にちらついて集中力が落ちてしまいます。

 

だから私生活でうまくいかないことを抱えたり、仕事でうまくいかないことを抱えたりするともう片っぽにも割としっかり影響が出ます。

 

これはこれ、それはそれ!という事ができません。

 

なんなら、週40時間働く前提なら、1日13.3時間で3勤4休ぐらいで進めたいものです。

その方が週5日、8時間ずつよりも圧倒的に成果が出る気がします。(ちょっと前までは13.3時間×5がデフォルトでしたが。。。)

 

要はそのぐらい頭の切り替えが下手なのです。

 

昔から、両立しなければならないことの按分をミスって痛い目を見たりしています。

急に締め切りまでが短い仕事が複数舞い込んできて、自分のやっていた仕事を中断させられると、恐ろしくテンパります。

 

頭の切り替えに時間がかかり、あれもこれもと考えているうちに時間をロスし、明らかに効率を落とします。

 

非管理職時代のそこのお前式攻略法

常に仕事を先に進めて、余裕を持たせるペースを自分で作り、いきなり仕事が舞い込んできてもすぐに迎え撃てる準備をする。

やり込み症ならばそれを利用してやり込んでしまえばいいのです。

一気にロケットスタートをかけ、他の人が追い付くのを待っている間に他の物をロケットスタート

これでさらにリードを作るようにしていました。

そうすると、急な話や追加の話が舞い込んできても高確率で同時並行にならないで済むということを狙っていました。

 

ハマりそうなものはリスト化してとっておき、決して始めない。

ゲームでも漫画でも誘惑は強いものですが、始めたら最後、どうしてもハマってしまいます。

 

なので、絶対に始めないのが鉄則でした。

 

ただ、忘れようとするとどうしても抵抗を食らうので、リスト化が重要です。

 

その時に、忘れずに適当な時期を開始時期としてメモします。(※いつでもいい。3か月後でも半年後でも構いません)

 

とりあえず書いてその場の脳を騙せばいいです。

 

半分ぐらいはなくてもいいや!って割り切れました。

 

会社の仕事のペースやスケジュールの主導権を極力自分から握る。

人に設定されるとどうしても不自由さを感じるので、自分から主導権を握って、スケジュール設定をしていました。

これにより自分で決めた感があるのと、自分のリズムを通せるので困ることはありませんでした。

(※周囲の期待より早い自分のペースを持っておくことが重要です。)

 

中断時は途中経過とその時の思考を克明に書き留め、脳にやりきった錯覚を一時的に与える

これが地味ですが、案外ききます。

どうしても今の作業や仕事を中断しなければならない瞬間はあります。

 

その時にはこれまでの3点は意味を成しません。

中断する技術が必要でした。

 

そこで、あたかも自分がやり終わったかのようにその時自分が行きたいと思っていたレベル、ステップまでを書き、何を考えていたかという事を悩まない範囲で極力書き留めます。

 

PCへの打ち込みでもスマホのメモでも何でもいいですが、一気に書ききって、脳にやり切ったという錯覚を与え、次に再開する時にも困らないようにすることでかなり楽になりました。

 

忘れてもいいという安心と自分の中で出し切ってない部分を少なくするという効果があり、重宝しています。

 

 

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そこのお前の非管理職時代はこれらを徹底することで弱点が露呈することを防ぐ戦略を取ってきました。

これにより、やり込みすぎても困らない、または癖の発症を抑えることで凌いできました。

 

ですが、今後はちょっと困ったことになりそうです。

 

そこのお前、管理職を務めているわけですが、管理職は様々なことを同時に見ていかなければなりません。

また、一つのことに区切りがつく期間が長くなります。

 

決着がつかない状況を長く抱えながら、うまくバランスを取るという安定したメンタルが求められます。

 

自分でやり込むというよりは人にやり込んでもらうのがあるべき仕事ですので、余計に同時並行的に思考・行動する機会が増えます。

 

同時に図らずも人生のステージとして私生活においても様々なタスクが降りかかってくる時期を迎えています。

 

これを乗り越えていくためにももっと多くの技術を身につけなければなりません。

 

こんなそこのお前がこれまで何とかやりくりできたのは自分で何とかできることが多い領域だったからです。

これからは自分が頑張ったところでどうにかなるものとは別の次元の課題が待っています。

 

ここでカッカしたりストレスを溜めたりしていてはバカ上司一直線です。

 

これらに柔軟に対応するべく、脳みそも進化を図っていかねばなりません。

これについてはまだまだ駆け出しの取り組み中の人間です。

 

しばらくしたらいろいろ試してみた実感を書いてみようかと思います。

 

今日はこんなところで!