そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

凡人が行く外資系企業勤務やキャリアの与太話や裏話。緩いのと辛いのまぜまぜ。人見知りやビビりだって人生案外イケるじゃんって思ってもらうための与太話。毎週月曜・水曜・土曜日更新予定

【上司】キレイごとで切り抜けようとする上司の話【与太話】

上司と折り合いがつかないそこのあなた。

 

抱えたもやもやをキレイごとで丸め込まれているあなた。

 

そこのお前も同じ苦しみを過去に何度も味わいました。

 

そういう場合には大抵前提として部下として仕事に行き詰まったり、うまくいかない現実がありますよね?

 

その窮状や不満を訴えても、

・ここが踏ん張りどころだ

・こうやってみんな一人前になっていくんだ

・本来はこうあるべきだよね

・これが社会人というものだよ

・これは君の為なんだ

 

ぶつくさぶつくさ

 

その場で納得した気になるものから、あまりにもショックでモノを言えない時までありました。

いつも、あの手この手で言い逃れを何度もされました。

 

ただ話を聞いて理解してほしいだけだったという時もありますが、部下として上司に思った通りに伝わらないことはもどかしいものです。

常にコミュニケーションとは難しいものです。

 

そのたびに頭の中を駆け巡る言葉にならない反論がもつれまくって何も言えずに終わってしまいます。

同時に期待に応えてくれない上司に「なんて不誠実だろうか。」なんて思ったります。

 

時には自分が意味ないのかな・・・とか自分何やってるんだろ。。。なんて思ったりしながら過ごしていたこともあります。

 

仕事の大変さよりも上司に不満が溜まってやる気がなくなったりするものです。

 

ですが、これに感情的なエネルギーを消費するのは時間と労力の無駄です。

 

ここでクダを巻いてやけ酒したり、他人に愚痴を吐くのもいいですが、それですっきりしてはいけません。

 

延々と繰り返される無限ループが始まってしまいます!

 

何とかしてキレイごとの奥の上司の本音や解答、歩み寄りを引き出すために努力してしまった方が早いです。

解決して、やけ酒せず、愚痴をまき散らさずにすめば、財布も心も擦り減らない幸せな状態が待っています!

 

この解決になるヒントを書き流していきたいと思います。

 

さて、この見え透いた「お為ごかし」、逆側から見てみると少し落ち着きます。

 

何かを言っているようで何も言っていない反応

そういう反応をする時って上司も基本的に解決策を持っていません。

最悪の場合には関心すらありません。

 

きちんと向き合えないからフワッとした物言いで逃げようとするわけです。

 

大人ってそうなってしまうものですね。

 

時にはそうやって切り抜けることで上司は自分が解決策を持たない無能であるという現実から思考をそらし、自分自身の存在と威厳を守ろうとしている場合もあります。

 

「それを考えるのがお前の役割だろ!」なんて言いながら上司が勝手に部下が解決することを待っていることもあります。

 

そんな勝手にふんぞり返っている上司を高い場所から引きずり下ろし、一緒に悩ませるワザの話をします。

 

これはそこのお前の体験の範囲内の話です。

いかなる場合、いかなる状況でも効果があるとは保証できませんが、これにしっかり答えてくれる上司かどうかでどんなタイプの上司かがわかります。

 

1、自分この立場だったらどうしますか?どう思いますか?と問う

おっしゃることはわかりました。。。と言い切って、クッションを入れた後に

「もし同じことを言われたらどうですか?」

とどストレートに聞く

 

この際、結論に関する議論やコメントの正解・不正解で勝負してはいけません。

対決姿勢になると上司はますます態度を硬化します。

あくまで「言いたいことはもっともです。」と譲ったうえで、上司に問いかける部分で勝負します。

これを言い続けると上司を部下側の視点に引きずり込むチャンスを得ます。

 

信頼できる上司や人柄のいい上司にはこれが最も聞きます。

 

2、上司の利益を提示する。

自分に対してしっかり向き合っておいた方が得をするということを理解させることです。

もし放置した場合ヤバいですよ!とか助けてくれたら大きな貢献ができます!とか

 

もし自分の利益以外に関心を払わない上司の場合はこれ以外はありません。

論理や感情が全て利害に結びついているようなMr損得の上司にはこれです。

 

 

3、単純にもっとダイレクトに本音をぶつける。

上司側からはこれが一番堪えます。

あまりにひどいケースでは「そんな言葉をもらっても困ります。」ぐらい言ってもいいかもしれません。

 

その上で自分が困っていること、主張したいことに腹を割って向き合ってほしい旨を伝えるのです。

何でもない時に多用するとただのゴネる人と思われますが、特に自分に自信がある時や必要性が非常に高いと認識しているときは多少リスクを取っても上司にこっち側に来てもらうために踏み込むときの手段です。

 

事前に躱されることを想定したうえで、自分の本音を整理して適切な問いかけができるかどうかがミソです。

 

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これら3点では全くダメで、相変わらず不用意にかわされ続ける場合はもう少し他の原因を考えなければならないかもしれません。

ですが、その前に上記3点で上司を推し量るヒントにしていただければ幸いです。

 

それ以外にも何度もお願いし倒して本音を引き出すことだったり、帰り際を待ち伏せして話しかけて、じっくり話し込むなどいろいろ泥臭い方法はあります。

 

ただ、上司に対して強く物言えぬ部下が何とか自分が不快なまま泣き寝入りしないことが重要です。

あの手この手を試しているうちにうまくいくこともありますし、どうしてもうまくいかないこともあり得ます。

 

それでも、自分が所属する会社の上司であるならばわかってもらう必要があります。

正論を言えば上司が歩み寄るべきですが、その正論に拘ってもいい見込みがない場合はぜひとも上記3点お試しください。

 

どうにかして、上司には部下目線に戻ってもらう瞬間を作る必要があります。

 

管理職としてそこのお前も絶対に忘れたくない視点です。