そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

凡人が行く外資系企業勤務やキャリアの与太話や裏話。緩いのと辛いのまぜまぜ。人見知りやビビりだって人生案外イケるじゃんって思ってもらうための与太話。毎週月曜・水曜・土曜日更新予定

【新社会人】新人が言われる嫌味を気にしない方がいい6つの点【メンタル】

 

新社会人は会社でいわれる嫌味を気にしている人がいるかもしれません。

嫌われたらどうしよう・・・・とかいじめられたらどうしよう・・・・とか。

 

人見知りでビビりなそこのお前もたくさんの不安感を心に積み込んで入社しました。

 

そんな嫌味ですが、何かいい効果を生み出そうと思って嫌味を言う人を見たことがありません。

大抵、性格の悪いジョークか明確に傷つける意図、相手を落とす意図で構成されています。

 

嫌味を言いまくって周囲を困らせる人のことをお局(つぼね)さんと呼び、会社では疎まれたりしますよね。

天然な新人が「おきょくさんがいて困ってるんです!」とかいって相談に来た事がありましたが。。。。

 

まぁこういった話は誰もが経験する通過儀礼のような位置づけを持っていますが、正直、これを通過して何の役に立つかは不明です。

嫌味を言う側の自己正当化のために勝手に慣習化しないでくれって感じです。

 

そこのお前もたくさんの嫌味を言われてきました。

中には嫌味のつもりがなかった発言や本気で指摘しようとしていた発言もありますが、一つのミスをあの手この手でグサグサ・チクチクさされ続けたことは何度もあります。

そこのお前はビビりで臆病なのでよくシュンとしていました。

 

すると相手はもっと攻勢を強めてきます。

それに根拠もくそもないレッテル張りやステレオタイプに苦しむことも何度もありました。

 

ゆとり世代がどうとか最近の若者がなんだとか、まともに反論しても仕方がないことも多いです。

 

ちゃんとした指摘やメッセージのこもっている苦言ならまだしも、特に伝えたいことがない攻撃的な発言に対してはポジティブな感情を持つ人はいません。

結局、そういうことを言われるたびに心の中で「チッ ウルセーナ」なんて思いながら取り繕うだけです。

 

ですが、それにいちいち腹を立てることも無駄でしかありません。

 

それこそ

アホとは戦うな!

です。

 

そもそも嫌味を言うというのがどういう場面で出てくるか?

これを分析してみると、

 

  • 面と向かって怒るのは大人げないし、リスクだけど少しは傷つけてやりたい
  • 反撃されない Or 反撃されても、ねじ伏せられる・かわせるという確信がある安全圏からの攻撃
  • 自分は嫌味を言える人間であると認識し、相手より上であることを認識し、安心する。

 

などなど大半が子供同士でやる嫌がらせの大人版です。

 

多くの場合、嫌味を繰り出される条件とは基本的に自分が相手より同じか格下であるとみなされた場合です。

時には上司すらなめられて部下から嫌味を言われることもあります。

 

嫌味を言われないようにするには相手がこいつには手を出さなくていい、または、出せないと思わせる必要があります。

 

人間という生き物は不思議なもので、嫌味を言いたくなってしまう瞬間が存在します。

特にストレスがかかっている状態だったり、余裕がない状態だったりするとなおのこと嫌味率が上昇します。

何でもないアドバイスや指摘も嫌味っぽくなったり、いちいち人の神経を逆なでしないと済まない心理状態になったりするものです。

 

この心理状態を便宜上、嫌味心理と名付けます。

 

日本人が根詰めて全力で働くことを良しとする文化である以上、ある程度のストレス負荷がかかる環境で嫌味心理になることを避けることはできません。

将来的にはなくなってくれればいいですが、それを今新社会人が考えても仕方ありません。

 

その理由についてはさておき、

 

嫌味を嫌味として受け取ると損をします。

 

というのも、嫌味に屈した時に起きることを考えてみて下さい。

嫌味が建設的な文脈で発生することはありません。

ほとんどが嫌味心理に基づく感情的で攻撃的な物であり、心の中で何か快感を得たいというケースが多いです。

場合によってはストレス解消、場合によっては自分は頑張っているんだからお前が頑張らないのはおかしいという気持ちの裏返し、場合によってはマウンティング

 

建設的な嫌味というものがあったら聞いてみたいものです。

誰か体験したことある方は教えてください。

 

それほどにいいところの見当たらない嫌味ですが、これを受けて気にすると損です。

 

以下、羅列します。

 

嫌味を気にして起きるデメリット

 

1 嫌味を言ってシュンとしているのを見て楽しむ連中を喜ばせてしまう

2 逆に嫌味だと自覚がなかった人には勝手に凹む弱いヤツだと思われてしまう

3 そもそも自分自身が平静でいられなくなる

4 言った言わない、意図していた・していない、どっちが格上・格下などの余計な対立を生む

5 嫌味(類似発言含む)を重ねたら、いいように振り回されてくれる奴だと思われる

6 一度嫌味に屈すると、その部分が反撃できない弱点だと認識される

 

 

予防策、次の嫌味を防ぐ面で一番シンプルで理想なのは

その人は自分に何をどうしてほしいのかというのを冷静に理解し、実行する。

 

要は嫌味が言いたくなるような火の付きどころを作らないという事です。

最も効果的ですが、それがすぐにできるとは限らないし、一度言われた嫌味をなかったことにすることはできません。

またいちいち相手の感情的な波に付き合っていられないこともあります。

 

 

嫌味を言われた時に重要なのは、嫌味を言って気持ちよかったという快感を相手に与えないことです。

一番得なのは、嫌味をかけてきていることを理解した上で、知らないふりをするという行動ができれば一番効果的と言えます。

 

 

嫌味を言っても意味ないなと感情的に知らしめる必要があります。

そのためには受け入れるでも反撃するでもなく、嫌味だと認識しなかったことにする。

という事なんです。

 

あまりにポジティブすぎて嫌味をいっても受け取られないからあきらめたという場合もあるあるですよね

また、天然っぽい子が嫌味家からの攻撃を受けにくいという評判もこの理由になります。

 

結局、嫌味に敏感に反応するのは損という事です。

表情を変えたり、相手のペースに乗ってしまっても相手に何らかの嫌味を言う快感を与えてしまいます。

嫌味に嫌味で返してもただのケンカになるだけですし、新社会人にとってはむやみに自分の評判を落とすリスクになりかねません。

 

 

新人の頃は社会人の諸先輩方とは常識も違いますし、考え方もまだ染まり切っていない部分が多いです。

いろいろなところでそういう若さゆえの違いや未熟な部分が目立ってしまいやすい時期はあります。

 ですが、それこそが誰しもが通った道であり、成長するために必要な一つの過程です。

 

嫌味を言われることが通過儀礼なのではなく、社会人としての「洗礼」なんて粋なものでもありません。くだらない嫌味に乗せられてエネルギーを使うのは時間の無駄です。

 

若い世代の皆さまは嫌味に振り回されることなく、社会人として、使うべきところにエネルギーを使い、自分のことは自分で守るためにもこの嫌味に対処する考え方を意識してみてください。

 

ちなみに、ある程度慣れてきたのに嫌味を言われたり、年を重ねても嫌味を言われる場合は上記とは別の理由で嫌味を言われている可能性があります。

非常に見分けにくい問題ではありますが、社会人新人や職場の新人でない限りはちょっと嫌味を言われる理由を気にしたほうがいいかもしれません。

ある種の最後通告として利用されている場合もあります。

 

 

ほいじゃ