【与太話】武勇伝を語る人がその武勇を見せてくれた試しがない話【謎理論】
武勇伝!武勇伝!!武勇伝でんデデン伝っ!!!
ジジエンタルラジオです!
よろしくお願いします!
おっちゃんいつものやったげて
Oh、聞きたいか俺の武勇伝
その凄い武勇伝を言ったげて
爺の伝説ベストテン!
Let’s Go!!!
昔は3徹当たり前!
すごい!今は勤務中に居眠りしてる!
俺は昔はモテたんだ!
すごい!今は家庭内順位が最下位だ。
残業記録は200時間!
すごい!ストレス出すぎて煙草休憩も最高記録!
昔は上司にたてついた!
すごい!いまでは部下がそっぽを向く!
昔はテキーラボトルで飲んだ!
すごい!今はショットで終電寝過ごす!
俺があいつを鍛えたぞ!
すごい!そいつはあなたの上司になった!
武勇伝!武勇伝!!武勇伝でんデデン伝っ!!!
さて。。。。
懐かしのネタを引っ張り出してきました。
対処に困る武勇伝
まぁ、リズムに乗りきらない武勇伝も多いので、ここのはライトでネタっぽいものばかりです。
上の話は冗談だとして、武勇伝をひたすらにぶっ放され、それをよいしょするという耐久レースを経験した人は多いんじゃないかと思います。
こうして後でネタにするにはまぁくすっと笑えますが、その時は必死で場をとりつくろったりするわけです。
飲み会だったりするとついでにお金まで払わされちゃったりして。。。
2次会、3次会と連れまわされ、ひどい時にはタクシーで帰る羽目になったりしますね?
まぁそれが我々若い世代が飲み会に付き合いたくない理由なのですが、まぁ慣れると楽しいもんです。
一緒に飲む人によりますが、こんな武勇伝をきっかけに真面目な話をしたり、ふざけた話も交えて仲が良くなったりなんてことはあります。
仕事以外ではなかなか関わりのない世代の人の話は徐々に付き合い方や魅力がわかってくるものです。
が、まぁやっぱり武勇伝が非常につまらないこともあります。
こればっかりはもうしょうがない話ですが、自分を褒めてほしくてしょうがない人と飲みに行ってしまった日は最悪です。
といっても、すべての武勇伝を受け付けないわけではありません。
お世話になっている人とは、たまにはお付き合いもしますし、状況次第では心情も察しますので、部下・後輩としてはサービスしたりもます。
人間ですから、誰かに慰めてほしかったり、同情してほしい時だってあります。
それをお互いにし合うことは悪いことではありませんし、職場で一緒に過ごす人間としては当たり前の配慮だと思っています。
こちらも多少時間を使いますが、それでも話を聞くことで落ち着いてくれたり、気持ちよくなってメンタルが安定してもらえらえばそれはそれでうれしいです。
が、あまりに脈絡なく武勇伝&褒めろ褒めろオーラが出てくるとちょっときついです。
そして、所かまわず武勇伝をぶっ放す人に限って、語る武勇を見せてくれることはほとんどありません。
昔すぎる武勇伝やちょっとズレた武勇伝、とにかくカッコいいとは思えない話を大きく語られると反応が難しい。
同じ武勇伝を繰り返し始めるともう絶望です。
十八番の武勇伝だと誰にしゃべって誰にしゃべっていないかわからなくなるのかもしれませんが、聞いた方は案外覚えているものです。
同じ決め球で自分がいかにすごいかを説得しようとしてくるわけです。
結局、昔にやったベストパフォーマンスや目立つ何かをあたかも普通にやっていたかのように言ってたりします。
それが再現性があったかとか本当に学んだことは何だったかとかは背後に隠れ、俺の方がすごかったとかお前は大したことないとかクソの役にも立たないお説教をもらうわけです。
仮にその武勇伝が本当で、今も話に違わぬ武勇を今も見せてくれるのなら何も疑わず尊敬します。
それに、素直に負けを認め、現状に甘んじている愚かな自分を反省してついていきます。
が、年齢を言い訳にしているのか、多少盛ってしゃべっただけなのか。
あるいは、ただお説教をするために無理やり引っ張り出したのか。
あんまり正面切って反論することはありませんが、とにかくじゃあ今は何なの?って言いたくなる状況もあるわけです。
発破をかけてきている割には話が脈絡なかったり、お説教の割には同じ穴の狢じゃねぇかと思ったり。
やっぱり、追いかける背中じゃない武勇伝に魅力はないなぁと思っています。
そのゾーンに陥るともう厳しいです。
いくらその人が武勇伝を重ねてもむなしく響くだけになるんです。
あまり積極的に突っ込みを入れない人もしれっと適当に流すか距離を取るんです。
特に若い世代なんかは無用な衝突は好まないので、スーッと引いていきます。
その結果が飲み会に来ない若手な訳です。
というか個人的には、今、現在進行形で武勇のある人とは積極的に飲みに行きたいし、いろいろなことを教えてもらいたいと思うものです。
武勇伝を語り、武勇を見せる人にこそ本当の魅力がある
あたかもその人と同じカテゴリであるかのようにしょぼい武勇伝を聞かされても響かないし、同じようには魅力を感じられないのです。
極端な話、すごい人のみが武勇伝を語れるという事になりますが、そういう事ではありません。
自分の経験を共有したり、伝えるのはいいんです。
ただ、大したことでもないのに大したことにしようとする感じが伝わった瞬間、説得力を失いだすという事です。
自分の理想の反応を押し付けないでほしいわけです。
面白くないギャグを笑わないことに怒っている芸人と同じようなもんです。
プロ野球選手が高校時代の栄光を自慢するようなもんです。
せっかく飲み会に付き合うならば、今か未来の話をしたいものです。
今会社で苦楽を共にするなら、昔の終わった話を聞きたいんじゃないんです。
未来の話ができる人は昔の武勇伝なんてしゃべらんわけです。
今の悩みや考えていることに夢中な人だったりします。
そういう人には武勇伝なんてなくても人はついていくものです。
自分も気をつけねばなりませんが、常に昨日より今日、今日より明日と変わっていくことを通して昔の話に執着しない人間でありたいです。
でんっ!