そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

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【飯】ヨーロッパの食生活と日本時代からの変化 トップ10【海外生活】

 

 

海外生活に向けての飯の準備は万端かーーーーー!?!?

 

というわけで、ヨーロッパ生活の前にインプットしたい方に向けて、食生活書いていきます

 

ヨーロッパの食事、日本でもすでに様々な料理が一般化してきていると思います。

パスタ・ピザ・パエリア・アヒージョ・フィッシュアンドチップスなどなど。

居酒屋料理から家庭料理まで幅広く浸透してきていますよね?

 

そのため、普段から食べなれている人も多いので、ヨーロッパに行って急にカルチャーショックになるという人は少ないでしょう。

とはいっても、急に日本食を一切取り上げられると、違和感が蓄積して日本食が恋しくなってしまう瞬間もあると思います。

 

そこのお前は、あんまり抵抗感なくすんなり順応したので、特に困ったことはありませんでした。

コメがなくても何とでもなりましたし、しょうゆはヨーロッパでも普通に売っているので、刺身が食べられないぐらいであんまりこれといって食べたい!となる日本食はありませんでした。

 (※ラーメンだけは本当に恋しかったです。家系ラーメン、天下一品、とんこつラーメン。。。)

 

西側のヨーロッパの大きな街にはほぼ必ずラーメン屋があるのですが、かなり値が張るのであまり頻繁にはいけません。。。

日本に帰ったら、日本復職する前に全国ラーメン巡りしようと心に決めちゃうレベルです笑

 

しょうがないから一時帰国した帰りにはお土産を配ってからになったスーツケースにありったけのカップラーメンを詰め込んで飛行機にルンルンで乗りました!

体積の割にスーツケース軽っ!ってなりましたが笑

 

まぁそれはさておき、これからヨーロッパに行くよなんて人もいると思うので、ヨーロッパの食生活で起きる変化をお伝えします。

 

コメをほとんど食べない

まず、これが最も印象的な変化です。

基本的にスーパーのコメコーナーの幅が激セマです。

それも、ジャポニカ米はが少なく、どちらかというとインド料理屋なんかで出てくる細くて長いコメがたくさん陳列されています。

 

彼らは基本的にパン食を好みますので、日本人のように3食コメ食べることをデフォルトにしている人は皆無なので、消費量が伸びないのでしょう。

実際、彼らの食事スタイルは肉や魚などのたんぱく質源をメインと考え、パンやご飯などの炭水化物源はあくまでサブとして扱うスタイルです。

日本の場合、主食=お米と教育されますし、日本料理屋なんかでは「お食事」というとごはんとみそ汁が出てきたりしますよね。

 

食事に対する考え方は根本的に違うので、お米がないと生きていけない!という人はまず最初のカルチャーショックを受けると思います。

なんなら引っ越しの時点で持っていけるといいんですけどね。

 

もちろん日本人街や日本食材スーパーを見つければ売っていますが、多くの人にとっては遠かったり、少しお高めだったりします。

遠いところ、えっちらおっちら米を運ぶのも大変なので、なるべくコメナシに慣れる方が楽かもしれません。

 

 薄切り肉がない

ヨーロッパには薄切り肉がありません。

ハムやサラミぐらいのものです。

ひき肉やベーコン、ソーセージなどはありますが、基本的に日本よりもすべてが大きいです。

 

豚小間や牛薄切りなんて外食の場所でも見たことありません。

牛なんかはデカい塊、豚もかなり厚めに切り分けてあります。

(※最も薄くてドイツのシュニッツェルが思いつきますが、それでもサムギョプサルよりも分厚いです。)

 

もちろん、お肉屋さんと仲良くなってリクエストすれば切ってもらえますが、普通に入手できる機会は少ないです。

牛肉に関して言えば、本当に脂身が少ない肉質で、料理の仕方は根本的に違います。

 

彼らにとってはしゃぶしゃぶもすき焼きも理解できません。(例外はスイスの牛肉フォンデュでしょうか。)

 

鉄分たっぷりの鮮やかな赤身肉を豪快にグリルしてソースやハーブと一緒に頂きます。

ただ、それはそれでおいしいです!日本ではできなかった豪快な食べ方ができるので、そこのお前はヨーロッパの食事スタイルは好きです。

 

Wagyuといわれて和牛のハンバーガーやステーキも有名になりつつあり、神戸牛などがよく進出しているようですが、全然味が違います。

たぶんちゃんとお金を出さないと日本人が和牛と聞いてイメージする内容の料理は出てきません。

 

それに、お肉自体、グラム単価が非常に安いです。

なので、豪快にステーキ!シチュー!などの大きく切ったお肉料理が中心になります。

 

大きなお肉が苦手な人、胃もたれしてしまう人にとっては少しつらいかもしれません。

日本と同じといえるのは鶏肉ぐらいでしょうか。

 

少しだけお肉食べたい派には少し調節が利きにくいかもしれません!

 

イモ!イモ!!イモ!!!&イモ!!!!

とにかく、ジャガイモを使った料理が多いです。

フライドポテト、マッシュポテト、ポテトダンプリング、ベイクドポテトなどなど

あらゆるところでジャガイモが出てきます。

 

こんなにイモ食ってたらそりゃ太るわ。。。って勢いでイモを食いまくります。

しかもオランダなどではジャガイモの種類にも非常に細かい区分けがあり、個単位だけでなくキロ単位で袋詰めされて売っています。

 

炭水化物という意味ではコメやパンの代わりにイモでかなりの量を摂取している気がします。

 

 基本大サイズ

単身生活の場合、苦労します。

日本でも一人暮らしだと食材が余って困るという事はよくあると思いますし、それを見越して単身用のサイズを豊富にそろえたスーパーも都心を中心に展開していますね?

しかし、ヨーロッパでは基本すべてが大サイズです。

 

一人暮らし用の小分け食材も売っていますがそれでも多いです笑

仕方ないので2日連続同じご飯を食べたりするときもあります。

 

前はカレーを作りすぎて、腐らせてしまい、気が付かずに食べてカンピロバクターに感染、そのまま1週間程度休まされたこともあります。

 

外食も基本的にものすごい量が出てくるので、日本のお店に行くイメージで料理を頼むとめちゃくちゃびっくりします。

感覚をつかむまでは店員に聞いてみると確実でしょう。

 

日本と比べるととにかく食材がいちいち大きいので自炊を検討されている方はぜひ在庫管理お気を付けください!

 

賞味期限は絶対厳守

ここ、重要です。

日本の場合はちょっとすぎてもまぁいいか!ってよく食べたりしていましたが、欧州では絶対にやめたほうがいいです。

そもそも病気にかかるリスクを上げることが厄介ですし、欧州の食べ物、どうも日本よりもずっとギリギリを攻めて期限設定している気がするんですよね。

 

食品廃棄をなくすという点では非常によいルールだとは思うんですけどね。。。

 

そこのお前はカレーで病気になったので、一時期カレーがトラウマになりかけましたが、本当に気を付けてください!

 

 揚げ物が案外少ない

揚げ物、案外少ないです。

日本の方が天ぷらやとんかつ、唐揚げなどフライドフーズが圧倒的に豊富でした。

 

こちらでは揚げるといえばイモと相場が決まっています。

コロッケもイモを使っていますし、フライドポテトもそうです。

一部ドイツ圏では割と揚げ物料理が豊富な場合もありますが、メインはグリルか煮込み料理のスタイルを取るところが多いです。

 

実際、いい感じにサクッと揚がるパン粉を入手することが難しいです。

揚げものが食べたくてたまらないという人は少し選択肢が狭まってしまいます。

 

あ、ちょっと天ぷら食べたくなってきた。。。。

 

ソースが豊富

彼ら、本当に豊富なソースを持っています。

マヨネーズ一つとっても味に変化がついているいろいろなものがありますし、それぞれが料理に合うようにカスタマイズされていて、ちゃんと使い分けることができると非常においしいです。

酸味が利いたものから甘みのあるもの、ニンニクの香りが配合されているものなど非常に多岐にわたりますので、試してみるとマヨネーズの概念が変わると思います。

 

ただ、基本的に酸味を利かせたソースが多いので、酸っぱいのが苦手という方には息苦しいかもしれません。

そこのお前、ヨーロッパに行くまではあまりケチャップやマヨネーズなどの欧風ソースが好きではなかったのですが、ヨーロッパで手に入る食材とのマッチ感が非常に良かったので好きになりました。

 

なので、食わず嫌いせずにお試しいただくといいと思います。

 

 糖質より脂質に注意

 

糖質制限ダイエットは欧州でも大流行ですので、糖質を抑えるのは非常に簡単です。

ですが、彼らは普通の料理に驚くほど大量の油を掛けます。

ソースも脂質の塊ですし、これでもかってほどつけて食べているのを見ると、糖質制限より先にそっち減らせばいいのにと思いますが、彼らはたっぷりつけるのが贅沢で、幸福感のためにも付けたいみたいです。。。

そのため、バター、チーズ、生クリーム、マヨネーズ、ケチャップ等で大量の油脂を日常的に摂取することになります。

 

 

同時に、お菓子を食べる方は注意です。

死ぬほど砂糖がたっぷり入ったお菓子がわんさかあります。

 

普通のチョコレートもやたら甘く作られており、中にナッツが入っていたりするものが多く、基本的に日本よりも数段高脂質です。

同時に一個当たりのサイズも大きいので、どうしても大量ロードしてしまいます。

 

脂質を気にする方はぜひお気をつけ下さい!!

ただ、サラダ油の代わりにオリーブオイル、ハーブやスパイスと塩でも十分おいしく料理できるので、自炊であれば比較的ヘルシーさをキープできます!

 

 困ったらインド料理・イタリア料理屋へ

 

正直、どこにでもあります。

これの存在があると、何とかなります。

 

国によっては本当に寂しい食事模様になりかねませんが、この二つは世界中どこ行っても割と計算通りの味を食べることができます!

寿司屋や日本料理屋は信頼できるところがあればいいですが、それがない場合はこの2つを試してみてください。

 

 辛味不足

 

9番ともかかわりますが、辛党には物足りない環境です。

なので、インド料理屋を発見しておくことをお勧めします。

 

もちろん唐辛子を買ったり、ハラペーニョを作ったりすることはできますが、辛さのバリエーションが少ないです。

何と言ってもヨーロッパの人はマイルドでリッチな味を好みます。

 

そのため、ワサビの辛さ、カラシの辛さ、キムチの辛さ、大根の辛さなど日常で様々な辛さを欲する人には物足りない状況が続きます。

そこのお前も日本からしょうがチューブ、柚子胡椒チューブ、カラシチューブを携えてわたりました。

結構大活躍してくれています。

 

辛さに限らず、調味料系は可能な限り持っていくことをお勧めします。

保存がきくものを中心にふと食べたいと思った時に非常に心強い味方になります!

 

 

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いかがでしょうか。

いざ生活が始まってみて、あ!って思った時にはもう手に入らない日本食材もあるので、これから海外に行く方はこれを読んで持っていく調味料や保存食を考えてみてはいかがでしょうか。

 

ではでは