そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

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【短縮版】6章で説明する「外資系企業勤務の正体って?」【外資系企業】

そこのお前の与太話

 

就活中の学生や転職においてはじめて外資系を視野に入れる方、よく知らないけど外資系企業関係が身の回りにいるよって方にこんな実態もあるんだよって理解してもらいたいことを書きます。

(※ここの話が全てではなく、あくまで一部であり、気が付かないうちにできていた思い込みを解きほぐすぐらいの感じで参考にしてくださいね。)

 

身の回りでよく聞く話という範囲ですが、外資系企業に勤務はこういうイメージを持たれていたという話を総合してみると、下記の点が個人的には印象に残っています。

 

  1. 全員英語ないしは日本語以外の言語がペラペラ(帰国子女ないしは留学や特別なトレーニングをした人ばっかりがいる。)

 

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  1. 意識高い“系”またはエリート意識が高い人(自信家)が多い

 

 

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  1. 個性的な人が多く所属している

 

 

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  1. 実力主義で理屈屋・結果のみにこだわる

 

 

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  1. 年収が高い

 

 

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  1. 就活強者

 

 

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正直、すでに外資系に勤めている方や同様の記事を読み漁った方、身近な人が外資系企業に勤める方には今更な話ばかりですが、主に6章の思い込みを説明します!

 

1個1個しっかり答えるには1記事いるのでもっと掘り下げた話は追々書いていますので、興味ある部分は個別記事を見てみてください。

まずはざっくり書いていきます。

 

A1, 全員英語ないしは日本語以外の言語がペラペラ(帰国子女ないしは留学や特別なトレーニングをした人ばっかりがいる。)

=>普通に英語できない人います。それにネイティブレベルの人は少ないです。

自分も純ジャパで留学経験もなく入社しましたし、会社自体の日本でのビジネス歴と業態・規模次第ですが、長ければ長いほど、大きければ大きいほど英語をしゃべれない人も多い傾向にあると推測できます。

要は日本に根付いた業務の仕組みが確立されていればされているほど日本支社内で完結するようにできていることが多く、英語を必要としない環境が整いやすいということになります。

 

 

ただし、英語の習得を必要とする業務も確実に存在するので、あるのとないのとで全く差がないということはあり得ません。(それは日系企業でもそうですね。)

ちょっと変わっている点として、そこのお前が所属する会社ではTOEICのスコアが見られるのが入社時のみで、それを超えると業務上での判断のみとなります。

そして、もう一ついいところは展開している国が多ければ多いほど、共通言語を英語として、それ以外の言語を気にしなくてよいというメリットがあります。

 

 

 

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そこのお前は最終面接で「英語以外に必要な言語はありますか?」と聞いたら「日本語!」と失笑しながら言われた思い出があります。

 

 

 

A2, 意識高い“系”またはエリート意識が高い人(自信家)が多い

=>日系の同業他社と比較した場合、多いのではないかと。。。

多くがストレートに主張することが奨励され、最終成果を意識することを要求される土壌ですので、ストレートに物を言うスタイルが自然と強化されやすく、一般的な日本人の感覚からすると自信家で偉そうに見えるケースは多くあると思います。

 

 

さらに認識に追い打ちをかけるのは社内では横文字のオンパレードのため、「意識高い人が使ってそうな横文字ランキング」なんかじゃカバーできないほどの横文字連打です。

このビジネスケース、リーダーシップチームへのレイズ前にリバイスしてマネージャーからアプルーバルとっといて

 

 

外資系生命保険営業だったり、コンサルタントや金融系だったりすると確かな努力と実力に裏打ちされた自信と自分へのプライドを持った人も多いのでそういった方々は非常に魅力的ですし、贔屓目なしにかっこいい人もいるものですので、一概に傲慢でいけ好かない奴らばっかりということはないと思います。

(※一方で尋常じゃない発想や考え方の軸を持つある種のサイコパスもいます。)

 

 

そんなそこのお前も皆さまからは常々自信過剰気味にみられることも多いですし、自分の中での弱虫な部分と外から見えるそこのお前像との認識の乖離に苦しんだりします。

あと、飲み会で英語禁止ゲームをやると無口になるか無限ループで飲み続ける羽目になります。

 

 

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A3, 個性的な人が多く所属している

何をもって個性的と定義するかによりますが、これについてはあえて外資系とくくることによる明確な差は見当たらないかなぁと思っています。

 

 

学生時代から何らかのビジネスをやっていたとか、スポーツでも学業でもとびぬけた実績がある、またはとてもニッチな趣味がある、特殊な性格をしているという人はいますが、それは他の企業にお勤めの方の中にもいますし、ベンチャー企業所属の方や自ら起業した方にもそういった属性を持つ人は多くいると思うので、わざわざ“外資系に”とできるほどの違いはないでしょう。

 

 

あえて挙げるとすれば、ダイバーシティを企業ビジョンに掲げる企業もあり、多様な特徴を持つ人を敬遠しない採用方針にして人材の刺激を図っている企業もあります。

(※当然、あえて狙って個性的な人のみを集める会社もあります。)

 

そこのお前は超普通!変わってることなんて20年ぐらいヤクルトスワローズファンってことぐらい?(ずっと真中ファン、ガッツポ!!)

 

 

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A4, 実力主義で理屈屋・結果のみにこだわる

=>業態・業務と人によります。特に日本で働く外資系企業勤務者においては必ずしもこのイメージが100%そのまま当てはまることはありません。

外資系企業以外でもこの特徴に当てはまる人は活躍していますので、必ずしも外資系固有の特徴ではないでしょう。

ですが、世間で有名な某コンサルティングファームのように数年単位でのUp or Outを仕組みとして機能させている会社もありますし、それ以外にしても職位が上がれば上がるほどシビアに結果に主眼が置かれるという点はいわゆる日系大手企業に比べて極端な差があるといえます。

 

 

が、非管理職レベルにおいてはもっと人間味のある泥臭い仕事をする方もたくさんいますし、全員が全員、昇進や収入の向上を求めてギラついているということはありません。

これは外資コンサルタントインセンティブがゴリゴリに効く営業職の派手なイメージが拡大しているといったところでしょうか。

 

(※ぶっちゃけ、そこのお前が経験した海外本社でも非管理職なんて手を抜こうと思ったらいくらでも抜けるし、結構ゆるゆるやし笑)

 

 

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A5, 年収が高いけど不安定な雇用環境

 

 

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企業によるので一概には言えませんが、欧米系の企業のほとんどは日系企業の同業他社と比較した場合、高い傾向にあることは確かのようです。

これはどの転職エージェントや記事・資料から比較しても導き出される結論が同じのようですし、感覚的にもそんな気がします。

同時に人材の入れ替わりの速さや昇格・降格の動きが年齢及び年次に比例しない点が顕著な特徴といえます。

 

 

とはいっても、「お前は成績が悪いから今日でクビな!」というようなことは非管理職のうちはまずありえません。

外資系といえども日本の労働関連の法にのっとる必要はありますので、突然職がなくなるというケースは非常に限定的です。

ただし、日本撤退や部署切り離しなどの大胆な組織変更を容赦なく実行するため、その場合に社内の他の業務か同じ業務で転職かという選択を迫られる場合があります。

 

 

また、1個前のポイントと共通する点もありますが、個人的な体験談の範囲では社員への待遇または利益の還元については実力と結果に基づいた“給与”に重心を置いているように感じます。

実際、いわゆる社員寮もなければ会社所有の保養施設もなく、福利厚生として付与される特典が少ない(ほぼない)かわりに直接的な給与支払に全振りです。

 

 

会社によっては海外本社の株式を社員に付与するというオプションを用意する場合もありますが、とにかく無条件に一定の利益が与えられるというよりは基本的に所属している間の会社・個人のパフォーマンスに応じて比較的短期で還元するということに主眼を置いた仕組みと考えることができます。

 

 

すると額面上の年収は高く出る結果となります。

通勤費までは出ますが、その代わりに身の回りのことはすべて自己負担しなければならないため、支出も増えることとなります。(税金も・・・泣)

 

 

唯一の例外は海外から派遣されてきた外国人の待遇です。

これは場合によってはびっくりするほどの好待遇を享受していたりします。(怒)

 

 

 

A6, 就活強者

=>全く限りません。これは非常にセンシティブで様々な要素が絡み合っていますので、今後いろいろな観点で書き進めていきます。

 

 

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学生で新卒就活目線で外資系を見たときに必ずしも100戦100勝の人間がいるということは少ないです。

ただ、収入・仕事内容・扱う規模・キャリアの上昇具合の観点からより引く手あまたな優秀層が積極的に志望することで結果的にそう見えるだけなんじゃないかなと思います。

 

 

極端な話、外資系企業には大ウケで内定キングだったのに、国内の企業を受けてみたら一個も内定をもらえなかったなんてケースもあります。

 

 

実際の肌感覚ですが、これは主に“外資系企業”が好む採用対象が同業他社の内資企業に比べて異なる点と採用ルート・採用戦略が異なる点により生み出されます。

そもそも日系企業だったとしても企業間で採用戦略も違えば採用の好みも変わります。

 

 

ので、巷では「外資系企業に内定をもらうコツ」とか「外資系企業どこどこに内定した人の就活」などのコラムや記事が踊っていますが、正直な話、他人は他人で自分は自分です。

そして、勝負は時の運です。

 

 

そんなそこのお前は特に狙っていたわけでもなく、就活で一番最初に書い志望書(エントリーシート)がそのまま通り、とんとん拍子で気が付いたら内定=>そのまま入社という激しい就活とは無縁のオンリーワンなフィニッシュでした。

一方で国内の企業ではウケたりウケなかったりなんだかよくわからない就活でした。

 

 

 

。。。ふぅ。。。

 

 

 とまぁ、おおざっぱにはこんな感じです。

少しでも何となく形成された認識・思い込みがなくなるような刺激になってくれれば幸いです!

 

上記、それぞれ、別記事でがっつり一個ずつ掘り下げるので、興味あるトピックは追いかけてみてくださいまし

 

第一弾

 

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また読んでね~