そこのお前の外資系勤務と与太話ブログ

凡人が行く外資系企業勤務やキャリアの与太話や裏話。緩いのと辛いのまぜまぜ。人見知りやビビりだって人生案外イケるじゃんって思ってもらうための与太話。毎週月曜・水曜・土曜日更新予定

【働き方】働き方改革とゆとり教育【謎論理】

最近の議論で気になることがある。 長時間労働を“絶対悪”とする論理 絶対悪=すなわち、他にどんな理由があろうとも悪であるという認識だ。 労働外部の識者(Or研究者)やコメンテーターは簡単に下記の正論をぶちかましてくる時がある。 労働者を長時間働か…

日本人は気にしいだという話

日本人は繊細な国民だと思う。 成熟しているともいえるし、神経質すぎるともいえる。 これは決して悪いことではない。 細かい部分にもこだわり、周囲に気を遣うことができるからこそだ。 なんでそんな話をするかというと非常に何気ないことで感じたことがあ…

自己啓発本の罠について考えてみた件

そこのお前は結構この手の本を読むのが好きです。 (※好きですが、本当に活用できているかは不明←) 自分が日々やっていることがこういう本に書いてあったら、問題の答え合わせの結果、合っていたみたいな感じで少し嬉しくなります。 同時に、自分がこれから…

【あるある】叱られて育ったと自負する人と褒められて育ったという人、実は同じこと言ってるんじゃね?って話【対管理職】

叱られた後、その変化を認識してもらい、そこを褒められるからこそ伸びるのだ。褒めると叱る二項対立ではなく失敗と成功の周囲の反応にすぎない。 最近の褒める教育全盛の時代に違和感を感じると同時に、アルコールが閃きをくれました。 とにかくタイトルと…

ドラゴン桜 (ドラマ) が好きだった話

どうでもいい話を挟みます。 昔、ドラゴン桜というドラマがあった。 04年だったか05年だったかな? もう10年以上も前の作品ですが、それに非常に強い衝撃を受けた。 全巻セット【送料無料】【中古】DVD▼ドラゴン桜(6枚セット)第1回〜最終回▽レンタル落ち【…

人生の幸福は自分が後悔しないと腹をくくれる選択をした数で決まる

人生数十年生きてきて、なんとなく体感したことがあります 人生の幸福は自分が後悔しないと腹をくくれる選択をした数で決まる。という話です。 とはいっても、もちろん、客観的なステータスや定量化された基準が幸福度合いに影響を与えます。 それも間違いあ…

健全な自信を持つということ

最近、自己肯定感という言葉が躍っている。 この言葉をあらゆるところで聞くようになったのは逃げるは恥だが役に立つ以来だろうか。 元は漫画だが、ドラマの影響おそるべしである。 【中古】逃げるは恥だが役に立つ (1-9巻 全巻)全巻セット_コンディション(…

やらされる仕事からやる仕事に変貌する瞬間

人はいつ化けるかわからない というのがそこのお前の持論なのですが、そんな瞬間を書きます。 。。。。 そこのお前は漢字練習の時間が超絶苦痛だった。 ただただ漢字をなぞり、止め、跳ね、はらいが少しでもだめだと減点されて、字が汚いことを延々と指摘さ…

【働き方】欧米には残業がないという幻想。~残業は普通に存在する~【謎理論】

残業することが悪だという思い込みについて 今、日本に溢れる残業に関する言質の中で気になる言質がある。 残業はカッコ悪くて、無能の象徴と扱わなければならない。 加えて 欧米では残業は悪であり、評価が下がる対象とされている。 という話が盛んに主張さ…

【仕事】KPIに振り回された集団の話【KPI】

KPI=Key performance index、ケーピーアイ、重要業績指数 いわば何かを評価するための客観的な数字だ。 多くの場合で組織上の目標を作る時や人に自らを表現する時にはその評価基準を定量的な指標に頼る。 企業であれば売り上げや利益率、あるいは株価 もっ…

【キャリア】中間管理職という種族【与太話】

中間管理職という種族はどんどん苦しい状況に追いやられている。 という話 これを中間管理職目線でつらつら。 昔のような体育会系、絶対服従主義はどんどん居場所をなくし、 働き方改革で部下は改善されど、自分たちは半分蚊帳の外。 ストレスを発散しように…

会社の近くに住んだらいいことしかなかった話

どうも。そこのお前です。 今日は会社の近くに住むことのメリットを力説します。 正直、東京勤務であれば、できるだけ会社の近くに住むことこそ最強です。 そこのお前はある程度お金をため、社会人3年目の時点で実家から出る決断をし、晴れて一人暮らしを開…

【比較】日本特有?の高校野球的美学の話【企業文化】

そこのお前は高校球児でした。 弱小高校の。。。 甲子園に出たこともなければ、野球部を強くするために高校が特に手厚い保護をすることもありませんでした。 集まってくる生徒も野球にすべてを賭けるような子は非常に稀です。 どちらかと頭がいい目の学校だ…

【ライフハック】―日常生活編―6205時間を戦略的に使う~その1~【生活ZBB】

さて、導入編では平均的なモデルで人間1日の総活動時間は6205時間である話をしました。 ここからそこのお前が仕事・通勤で最低限取られる時間を差し引くと約4000時間程度です。 これをどう使うか?という話になります。 ※念のため、断っておきますが、そこの…

【ライフハック】―睡眠編―2555時間を使い倒す【生活ZBB】

ライフハック前提編・睡眠で年間500時間(時給2000円で100万円)得する計算の話 前回の記事では 平均的な睡眠時間7時間とした時に年6205時間が可処分時間と概算しました。 ショートスリーパーで4時間でよいとすると年7300時間なので、さらに1100時間程度得で…

【ライフハック】ー導入編ー6205時間をいかに使うかを戦略的に考える。【生活ZBB】

問題 このタイトルの時間数6205とは何でしょう? 答え 推定年間可処分時間/個人 時は金なりです。 というか、本業に加え、副業の縛りが解けてきた今、時間を効率的に使ってなるべく意味のある時間にするということは割と多くの人が考え始めている時期かと思…

【キャリア】ボスマネジメントという最初のマネジメント経験【処世術】

集団に所属する以上、どうしても避けられない人間関係 特に上司&部下関係は全世界に共通するテーマと言えます。 大企業だろうが中小企業だろうが日系企業だろうが外資系企業だろうがおおよそほとんどの組織の間で上司と部下という関係は存在します。 中には…

労働強度を上げていった話

こんちは。 今日は労働強度を上げていった話についてちょっと説明します。 これはサラリーマンにとってはいわゆる裏処世術です。 表立って推奨する人は誰もいませんが、収入も増えて、生活の充実も得られて、仕事もできるようになるデメリットが存在しないも…

管理職の女性比率というKPIの違和感の話

ちょっと誤解を招きやすいので、まず前提のスタンスを明らかにしておきます。 そこのお前、基本的には男女平等であるべきだと思いますし、女性が活躍することに何も特別な感情はありません。 至極日常です。 今の上司は女性ですし、男女の違いかは不明ですが…

【考え方】学習・成長し続ける知人の5つの信条【就活】

萎えない向上心を持つ人の5つの基準 そこのお前の知人には恐ろしくポジティブな知人がいた。 ポジティブというよりはどんなに逆境に落とし込まれても萎えない強い向上心の持ち主と表現すべきだろうか。 どんなに苦しい場面になっても諦めない。 勝てなくても…

【外資系】世界に轟く最恐エリートの話 -その2-【体験】

前回の続きです。 世界レベルの人間クラッシャー!! 印象として海外の方が緩い印象を持っている方もいるかもしれませんが、そんな幻想もハナクソのように吹き飛ぶワールドクラスクラッシャーです。 いわばお雇い外国人で、北アジアにルーツがあるわけでもな…

【外資系】世界に轟く最恐エリートの話 -その1-【体験】

そこのお前の会社に一人のグローバルエリートがいた。 sokono-omae.hatenablog.com その男は身一つで出身のフランスから各国を巡り、様々な職務を歴任し、世界展開する大企業のアジアエリアの部門統括職になった。 外資系企業に轟くエリートというわけだ。 …

結果にひたすら一喜一憂する上司の話

目標数字の達成・非達成で一喜一憂する名物上司がいた。 目標数字は年間で達成する数字であって、月間でも週間でもない。 が、進捗を追いかけるために毎週単位で数字が出るわけだが、毎回結果が出るたびに大げさに喜んだり、怒り狂ったりする人だった。 soko…

職場の人とのシンクロ率をいかに上げるかって話

ご存知の通り、そこのお前は人見知りで臆病です。 そんなわけで初対面の人との関係づくりやスムーズで心理的障壁のないコミュニケーションができるまでにクソ時間がかかります。 新人でもあるまいにいい加減慣れろやって自分でも思うんですが、どうも人より…

【キャリア】外資系企業本社で感じた労働者<=>企業側の相互期待の違い

外資系企業に勤めて感じた日本と欧州の「働く」という認識の違いの話をします。 始めに断っておきますが、このスタイル、どっちが悪いとか欧州は進んでいて素晴らしい!なんて主張ではありません。 あくまで淡々と違いを述べるとともに、不自然なところは不…

上司に求められる完璧性と部下がありのままでいい文化について

今までは部下が完璧性を求められ、上司がありのままでいい文化だったようです。 タイトルと比べて、どっちがいいかの答えは不明であるが、まぁ片っぽだけが楽をできて、片っぽだけが頑張らされるという状況はどう見ても不公平感が漂います。 正直、Give and …

【裏技術】働き方改革全盛時代に“超真面目に会社員した”金銭的メリットーその2ー【キャリア】

超真面目に会社員した話その2 sokono-omae.hatenablog.com 前回は金銭的メリットの話がメインでしたが、今日はそれをいかにして達成したかについて話をしていきます。 なお、絶対に誤解されたくないのは、そこのお前、いわゆる「社畜」ではないという事です…

【海外比較】頑張りすぎちゃう日本の管理職と自分自身に要求の高い日本人の話【働き方】

今日は海外の話ではなく、日本の話をします。 sokono-omae.hatenablog.com 欧州の人の初対面の人と話すと、そこのお前が日本人であることがわかると、高確率でこういわれます。 日本は一生のうちに絶対に一度は行きたいと思っている! と。 いわゆる社交辞令…

【裏技術】働き方改革全盛時代に“超真面目に会社員した”金銭的メリットーその1ー【キャリア】

この超真面目、あえて “ ” をつけているのは、古い考え方でいう”真面目”を指すので、意図的に “ ” で括っています。 いろいろと生々しい話が出てきますが、特定とかやめてください笑(フリじゃない!) さぁ!今日は結構ガチで書いてきます! 具体的な数字を…

【働き方】外資系管理職の諦める技術と決める技術【仕事術】

そこのお前が尽くした上司の中で抜群に頼りになった上司がいました。 その人はともすればサイコパスと言われかねないぐらい他人の利益に興味がない上司でしたが、恐ろしく合理的ですべてがロジックに基づいて行動できる上司でした。 変な感情的スイッチもな…